室内飼いの場合には安心しきって爪とぎをしない子もいるようですが、野性味を残して、家のあちこちをバリバリと引っ掻いてしまう子はまだまだたくさんいます。本来の、敵に対して爪を鋭くしておきたいという習性のほか、縄張りを主張していたり、ストレッチの一つであるとも言われています。猫ちゃんはとってもかわいいのだけど、爪とぎをされた後は何とも無残な様子に。守りたい場所にはその前に観葉植物などの障害物を置いて、猫ちゃんから遠くなるようにしましょう。また、柑橘系の匂いを嫌いますので、何度かスプレーするうちにここは嫌いな場所と思い込んで近づかなくなる可能性もあります。また、がりがりとやっているのを見つけたら、手をもって、といでもよい場所に誘導することを繰り返せば覚えてくれるかもしれません。

爪とぎグッズのあれこれをご紹介します。

家のコーナーに張り付けるタイプのものがあります。立てかけて、猫ちゃんが立った状態でがりがり出来るものもあります。ハウスのようになっていて、隠れ家的に使えるものもあります。触れば動く、レコードプレイヤー型のようなもの、がたがたと揺れるタイプのもの、など、ユニークなものもありますし、中で丸くなって休める洗面器型のもの、おいておくだけでインテリアとしても可愛い、猫の実物大で、背中に乗ってがりがりできるものもあります。何種類か用意して好むタイプをみつけるのも、いいでしょうし、飼い主さんの好みのものをそろえるのも楽しいでしょう。でも、それぞれ、段ボールで出来ているものがほとんどで、どんどん傷んできますので、衛生面の面からも1年に1度は買い換えてあげましょう。

爪のケアや体のチェックは定期的にしてあげましょう。

無我夢中で爪とぎをしている様子は、それはそれでとてもかわいいのですが、爪の伸びすぎは、折れたりはがれたりして痛い思いをする危険性もありますし、飼い主さんにとっても引っ掻かれた時の傷がひどくなることにつながります。爪を切ることは、気が立っているときは噛んだりする可能性もありますので、ご機嫌のいい時にすこしずつでも切ってあげてください。爪の、血管の見えているところまで深く切らないように気を付けてください。また、時々、目の周りを拭いたり、耳掃除をしたり、肛門周りのふき取りもしてやって、清潔に過ごせるようにしてあげてください。それは飼い主さんとの大切なスキンシップの時間にもなります。そして健康状態を見てやりながら、じゃらしなどでも遊び、楽しい時間を持ってやってください。